設 立 趣 旨 
 人はその年代ごとに関心事が変化していきます。若いころは身の回りの豊かな自然に気づかないものです。年を経て、縁あって山歩きや海岸散歩に目覚め、紀泉高原など山の中を歩くことが楽しくなってきました。山の中では何気ない会話や何気ない料理が普段の何倍にも価値を感じる事があります。多くの人々に、山歩きの休憩中に飲むコーヒーの美味しさを味わって欲しいと思います。
 また、近年の山の荒れ果てた姿に物思うようになりました。
台風による倒木や山道の崩落により、何年何十年何百年と先人たちがたどった山道(トレイル)は一夜にして分断されて以後通行不能になっています。自然を傷つけることのない最適なトレイルはどこの山にもあります。この自然との接点であるトレイルを守ることが、とても大事なことなのです。そのためには、トレイル上の邪魔になる倒木の移動、崩落の補修、ゴミの持ち帰り、分岐点の目印などが必要です。

「NPO法人ほな山行こか」は役行者(えんのぎょうじゃ)の足跡を辿りながら自然の山野を楽しみ、自然を生活の中に取り込み山を歩くことを通じて心身の健康を向上させる事を支援します。そのためにいろいろなイベントを企画実行していきます。

  令和2年日本遺産に認定された ≪「葛城修験」-里人とともに守り伝える修験はじまりの地≫ はまさにNPO法人ほな山行こかの設立趣旨に合致しております。

和歌山~大阪~奈良の境に聳える葛城の峰々。修験道の開祖と言われる役行者がはじめて修行を積んだこの地は、世界遺産の吉野・大峯と並ぶ「修験の二大聖地」と称されています。この地には、役行者が法華経を1品ずつ埋納したという28の経塚(葛城二十八宿)があり、今も修験者たちは、その経塚や縁の寺社、滝や巨石を巡ります。そしてその修行にはいつの時代もこの地に暮らす人々との深いつながりがあります。

ごあいさつ

人はその年代ごとに関心事が変化していきます。若いころは身の回りの豊かな自然に気づかないものです。年を経て、縁あって山歩きや海岸散歩に目覚め、紀泉高原など山の中を歩くことが楽しくなってきました。山の中では何気ない会話や何気ない料理が普段の何倍にも価値を感じる事があります。
多くの人々に、山歩きの休憩中に飲むコーヒーの美味しさを味わって欲しいと思います。
 また、近年の山の荒れ果てた姿に物思うようになりました。
台風による倒木や山道の崩落により、何年何十年何百年と先人たちがたどった山道(トレイル)は一夜にして分断されて以後通行不能になっています。
 自然を傷つけることのない最適なトレイルはどこの山にもあります。この自然との接点であるトレイルを守ることが、とても大事なことなのです。
そのためには、トレイル上の邪魔になる倒木の移動、崩落の補修、ゴミの持ち帰り、分岐点の目印などが必要です。
 これらを実施するには土地(山)の所有者や公共団体等との対応が必須であり、対応する主体としては個人よりも NPO 法人のほうが、社会・公共的責任を伴う活動を行う主体として適当であると思います。
 以上の理由により、今の私達の活動をさらに社会に広め、次世代に引き継いで行くためにも、 NPO 法人の設立が必要であると考えました。

 特定非営利活動法人 ほな山行こか 

            理事長 清末 登

 

今後の活動

1)山行きイベント

   →日本遺産葛城修験道 葛城28宿他
    
2)山行き相談等
    →初心者等からの相談に対応
    →葛城28宿を案内紹介


3)健康増進
    →山登りフィットネス等の指導・・・


4)不登校児童生徒等について相談を受ける
    →自然に触れるきっかけ等を持ってもらう
    →不登校等の児童生徒を自然の中へ・・・